業界ニュース
鍵・錠前・スマートロック市場暗証番号・QRコードで解錠する「RemoteLOCK」が宿泊・公共施設に拡大——鍵の受け渡しが不要に市場
リモートロックジャパンが、暗証番号やQRコードで入室できるクラウド型スマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)シリーズ」を宿泊市場に本格展開していると報じられました(2026年7月20日)。世界70カ国以上で利用され、国内でも客室30室以上の旅館・ホテルを中心に導入が増え、150を超える自治体が公共施設で活用しているとのこと。鍵を物理的に渡す必要がなく、暗証番号を期間限定で発行できるため、無人受付・民泊・貸会議室などと相性がよい仕組みです。当社エリアの店舗・施設オーナーにも「鍵管理の手間とコストを減らす」提案材料になります。
出典: 観光経済新聞(リモートロックジャパン、暗証番号・QRコードで入室可能なスマートロックを展開)
クラウド型スマートロックとは、解錠履歴や暗証番号の発行をインターネット経由で管理できる電子錠のこと。遠隔で「誰にいつ入室を許すか」を設定・変更できます。
スマートロック市場は住宅・商業とも拡大基調——非接触・スマホ解錠・無人施設が追い風トレンド
各調査会社の市場レポートでは、2026年もスマートロック市場は住宅・商業プロジェクトの増加を背景に成長が続くと予測されています。鍵レス・非接触への需要、賃貸の後付け需要、無人店舗・宿泊施設の増加が主な牽引役。認証方式や連携が増えるほど「電池切れ」「解錠不良」など設置後の相談も増える分野で、選定から設置・アフターまで一括で任せられる事業者の役割が広がります。
出典: MarketResearch(スマートロック市場 規模・シェア分析/成長動向と将来予測)
商業プロジェクトとは、店舗・オフィス・宿泊施設など事業用途の建物案件のこと。住宅より入退室管理やカメラ連携のニーズが高くなります。
住宅の鍵と防犯
戸建て・賃貸の侵入対策帰省・旅行シーズンの長期不在に注意——侵入手口は「無締り」が最多の約48%季節
警察庁の令和6年統計によると、住宅の侵入窃盗で最も多い手口は特別な道具を使うものではなく「無締り(鍵の閉め忘れ)」で全体の約47.8%、次いで「ガラス破り」が約30.1%。夏の帰省・旅行で家を長く空ける前は、玄関・勝手口・すべての窓の施錠確認が第一です。加えて、郵便物や新聞をためない(配達停止・預かり依頼)、SNSに旅行中と分かる投稿をしない、タイマー照明で在宅を演出する、といった「留守を悟らせない」工夫が効きます。東京・神奈川・埼玉でも帰省で長期不在になる世帯が増える時期で、出発前の点検を一声かけたいところです。
出典: 警察庁(令和6年の刑法犯に関する統計資料) / ALSOK(侵入窃盗の傾向と防犯対策)
無締り(むじまり)とは、鍵をかけていない状態のこと。短時間の外出やゴミ出し、在宅中の無施錠で狙われるため、「必ず施錠」が最も安く効く対策です。
車のスマートキー登録ウォッチ
重点 他社事例・使用機材・対応可否他社事例:日産デイズ(インテリジェントキー)全紛失を出張・即日で登録——4万円+税・約30〜50分日産
千葉県柏市拠点の出張鍵屋の公開事例によると、日産デイズのスマートキー(日産では「インテリジェントキー」)を全部なくしても、レッカー移動せず現地で即日復旧できるとされます。作業の流れは「ドアをピッキング解錠 → 鍵穴から段差データを読み取りメカニカルキーを作製 → 専用機でイモビライザー&インテリジェントキーを登録」。公開料金は、イモビなしの鍵挿しタイプが1.5万円+税・約20〜30分、プッシュスタート式のスマートキー仕様車が4万円+税・約30〜50分。型式で鍵形状が異なり(初代B21Wは角形、2代目B40Wはラグビーボール型)互換性がなく、中古キーの再登録は不可で新品純正を使うとのこと。自社対応:可。デイズ系(日産・三菱ekの姉妹車)の登録機材と、型式に合う純正インテリジェントキーの在庫確認が前提です。お客様には「鍵が1本あるうちにスペアを作れば全紛失時の高額作業を避けられる」と案内を(新車5年以内の国産車が中心)。
出典: 鍵屋KOロック(デイズの鍵・スマートキー紛失に即日対応) / 日産 FAQ(キーを紛失した場合の対処方法)
インテリジェントキーとは、日産のスマートキーの呼び名。鍵を出さずにドアの施解錠やエンジン始動ができ、車両コンピュータへの登録には対応した専用機(登録機)が必要です。
経営・法律
制度・トラブル・消費者動向「格安」広告からの出張解錠で高額請求——国民生活センターが事前見積りの確認を呼びかけ消費者
国民生活センターには、ネット広告の「最低料金〇〇円〜」を見て鍵開けを頼んだら、作業後に広告と大きく異なる高額を請求された、という相談が継続的に寄せられています。同センターは、依頼前に作業内容と総額の見積りを確認する、その場で不安を感じたら契約しない、契約書を受け取ってから8日以内なら特定商取引法のクーリング・オフが使える場合がある、と案内。困ったときは消費者ホットライン「188(いやや)」。裏を返せば、電話受付の時点で総額を提示し、事前見積りから追加請求をしない事業者は、それだけで信頼を得られます。
出典: 国民生活センター(広告より高額!? 出張解錠サービスの料金トラブルに注意)
クーリング・オフとは、訪問販売など特定の契約で、契約書面を受け取ってから一定期間内なら無条件で解約できる制度。出張の鍵開けも条件により対象になり得ます。
話題・事件
関東の事件・自治体動向を中心に神奈川・平塚の買取店侵入で20歳の男を再逮捕——「闇バイト」で千葉市の系列店窃盗にも関与か関東・神奈川
神奈川県警は2026年7月18日、建造物侵入と窃盗の疑いで住所不定の20歳の男を再逮捕したと報じられました。報道によると、3月に平塚市の中古品買い取り店へ3人で侵入し、スマートフォンなど約350万円相当を盗んだ疑いで、千葉市にある系列店の窃盗にも関与したとみられ、SNSで募集された「闇バイト」による連続窃盗として捜査が進んでいます。実行役が短期間で入れ替わる手口は、店舗・住宅側からは「顔ぶれを覚える」対策が効きにくく、シャッター・勝手口の補助錠、記録の残る防犯カメラ、割られても入りにくい窓(防犯フィルム・面格子)を組み合わせる多層防御が現実解。東京都全域・横浜・川崎・さいたま・川口など当社エリアでも同種の相談が増えています。
出典: ライブドアニュース(闇バイトで連続窃盗か、実行役の男を再逮捕) / 神奈川県警(空き巣・忍込み・居空きの発生状況)
建造物侵入とは、店舗や事務所など「住居以外の建物」に無断で入る罪。住宅に入る「住居侵入」と区別され、無人の店舗・倉庫も狙われます。
展示会・イベント
情報収集と仕入れ先開拓にJapan IT Week【秋】2026——10月21〜23日、幕張メッセ。IoT・入退室の「つながるセキュリティ」を下見展示会
下半期最大級のIT・DX展示会「Japan IT Week【秋】」が、2026年10月21日(水)〜23日(金)10:00〜17:00、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。同時開催の「“AI時代の”情報セキュリティEXPO」では、サイバー攻撃対策やゼロトラスト、IoT機器のセキュリティ製品が集まります。スマートロック・顔認証・入退室管理はいずれもネットにつながる機器で、「鍵の技術」だけでなく「つながる機器のセキュリティ」まで説明できると、法人・管理組合への提案力が上がります。関東の情報収集先として、春のSECURITY SHOW・秋の危機管理産業展と合わせて押さえておきたい展示会。来場は公式サイトの事前来場登録制。※会期・会場・登録方法は公式の最新案内をご確認ください。
出典: 幕張メッセ(Japan IT Week 秋 2026) / Japan IT Week【秋】公式
ゼロトラストとは、「社内・社外を問わず何も信用せず、毎回本人確認する」という情報セキュリティの考え方。入退室でも「一度通したら中は自由」ではなく都度認証する発想に通じます。
お客様が使える補助金・助成金
防犯カメラ・防犯改修(一般のお客様向け)/関東を優先【埼玉・川口市】町会・自治会向け 防犯カメラ設置費補助(令和8年度)——個人宅は対象外関東・埼玉
川口市は令和8年度も、町会・自治会が地域の犯罪抑止のために設置する防犯カメラの費用を助成しています(個人宅は対象外)。申請には防犯カメラ設置計画書・位置図・仕様書・見積書・管理規程・設置承諾書などの提出が必要で、交付決定後に契約・工事へ進む流れ。カメラ本体・設置工事のほか、設置を知らせる表示の費用も対象になります。金額・要件はリーフレットと交付要綱で最新版を確認。町会・自治会からの相談を、機種選定〜設置〜管理規程づくりまでまとめて受けられると強い。問い合わせは川口市くらし安全課防犯対策係(048-242-6361)。
交付決定とは、自治体が「この申請に補助を出す」と正式に通知すること。多くの制度で決定前に発注・工事をすると対象外になるため、「申請→決定→契約・工事」の順番が鉄則です。
※金額・受付期間は年度で変わります(要確認)。個人のお客様には、東京都の令和8年度 防犯機器等購入緊急補助(窓口=各区市町村)など個人向け制度が別にあります。申請前に必ず各自治体の最新要項をご確認ください。
自社が使えそうな補助金・助成金
設備投資・IT導入・省力化・販路開拓など(事業者向け)【東京都】中小企業デジタル導入促進補助事業(令和8年度・第1回)——会計/受発注/勤怠ソフト等が対象IT・東京
東京都・東京都中小企業振興公社が、都内中小企業のデジタル化を後押しする「中小企業デジタル導入促進補助事業」の令和8年度第1回募集を開始しています(2026年6月11日〜)。新たに導入するソフトウェア・クラウドサービスや、それと連携する専用の機器(ハードウェア)の購入費等が対象で、会計・受発注・出退勤管理などの業務改善ソフトが例示されています。出張鍵屋でも、受注・配車・作業履歴・見積請求の電子化に使える可能性あり。補助率・限度額・締切は回ごとに異なるため、公社の公式ページで最新の募集要項を確認したい。
出典: 東京都中小企業振興公社(令和8年度 第1回 中小企業デジタル導入促進補助事業 募集開始) / 都庁(募集開始のお知らせ)
クラウドサービスとは、ソフトを自社のパソコンに入れず、インターネット経由で使う仕組み。初期費用を抑えやすく、複数拠点・スマホからの利用に向きます。
※全国制度では「デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)」第6次締切が2026年8月25日、「小規模事業者持続化補助金」第20回が2026年11月5日〜12月15日など。公募回・要件・上限は変わります(要確認)。申請前に必ず公式の最新要領をご確認ください。
💪 自社の強みが活きるポイント
今日の「格安広告からの高額請求」トラブルは、強み④『自社社員で対応・下請けに振らない適正価格(中抜きなし)』が最も刺さる場面。 国民生活センターが繰り返し注意喚起するのは、電話では安く見せて現場で高額を上乗せする業者です。当社は自社社員が受付から施工まで一貫対応し、下請けへの中抜きがない分、電話の時点で総額を提示しやすい。さらに今日の平塚の連続窃盗のように「記録が残るカメラ+割られても入りにくい窓」をまとめて提案できるのは、防犯カメラのプロの子会社を持つ強み②と、広範囲・24時間の強み①の合わせ技。鍵の作業で伺った先から、カメラ・補助錠・電子錠へ横展開できるのが当社の形。関東(東京都全域・横浜・川崎・さいたま・川口)でもそのまま武器になります。
📝 今日のひとこと学習メモ
スマートキーを全部なくすと、ドアを開けるための「メカニカルキー(非常用の金属キー)」を作っただけではエンジンはかかりません。プッシュスタート車の多くはイモビライザーを搭載しており、車両コンピュータへの鍵登録が別途必要になるためです。だからこそ、鍵が1本でも残っているうちにスペアを作っておくのが、結局いちばん安上がり。お客様に「全部なくす前に、1本あるうちにスペアを」と一言添えられると、予防の提案が自然に通ります。