住宅の鍵と防犯
侵入手口・補助錠・窓対策埼玉・川口市木曽呂で8月28日、男2人が一戸建ての敷地に侵入した事件——武南署が9月23日に犯人を検挙(9月25日公表)。「敷地に入られた段階」で止める外まわり対策が再注目埼玉・川口市
埼玉県警察本部の防犯情報(Yahoo!くらし経由、9月25日更新)によると、8月28日(金)に川口市大字木曽呂の一戸建て住宅で、男2人が住宅の敷地内に侵入し、うち1人が逃走した事件について、武南警察署が9月23日(水)に犯人を検挙しました。警察は引き続き「玄関や窓などを確実に施錠する」「補助錠や防犯フィルムなどを取り付ける」「センサーライトを設置する」よう呼びかけ、不審者を見かけたらすぐ110番するよう求めています。
今回のポイントは、家の中に入られる前の「敷地内」で発覚していること。住人や近所の人が気づける家は、侵入者にとって「割に合わない家」です。現場での提案は、①勝手口・裏庭側に人感センサーライト、②1階の窓に補助錠+防犯フィルム、③門扉やカーポート側を映す防犯カメラ(「撮られている」と分かる位置に)の3点。川口市・さいたま市・越谷市・春日部市のお客様から鍵交換の相談を受けたら、「玄関だけでなく、裏手の暗い場所も一緒に見ましょうか」と一言添えると、外まわりの提案につながります。
出典: Yahoo!くらし|埼玉県川口市の防犯情報「住居侵入~検挙」(情報提供:埼玉県警察本部、2026年9月25日更新)
住居侵入罪とは、正当な理由なく他人の住居や、塀で囲まれた敷地(囲繞地〔いにょうち〕)に入ることで成立する犯罪。物を盗む前でも、敷地に入った時点で罪になります。「何も盗られていないから大丈夫」ではなく、下見の可能性があるので外まわりの防犯を見直すきっかけになります。
車のスマートキー登録ウォッチ
重点 他社事例・使用機械・対応可否他社事例(秋田):令和7年式 日産 キックスのインテリジェントキー追加登録——「高年式の日産は厳しい」と見られる中、実車で登録に成功。同じ日産でも軽のデイズ・ルークスは同年式で難しく、"車種ごと"の判断が必要日産・高年式
秋田県の車専門の鍵屋「秋田イモビサービス」の作業ブログ(2026年5月3日公開)によると、中古車販売店から令和7年式の日産 キックスのスペアキー作製を依頼され、「日産の高年式は難しいかもしれない」と伝えたうえで実車を確認。インテリジェントキーの登録を試したところ問題なく登録でき、同社は「キックスはスペアキーも、インテリジェントキーの紛失も対応可能」としています。一方で同社は、軽のデイズやルークスはこの年式になると厳しいとも書いており、別記事ではeKワゴン・eKスペース・デイズ・ルークスが令和6年6月ごろ以降は簡単にできなくなった、と注意しています(使用機材名・作業時間は非公開)。
ポイントは、「メーカー」や「年式」だけでは対応可否が決まらないこと。同じ日産の令和6〜7年式でも、普通車のキックスは登録でき、軽のデイズ系は難しい——という差が出ています。電話受付で「日産の新しい車は無理です」と一律に断ると、取れる仕事を逃します。
当社の対応可否:キックスのような日産の普通車であれば、日産対応のキープログラマー(診断機)+非破壊解錠工具+キーカッターと、適合する新品インテリジェントキーがそろえば現地対応を検討できる範囲(ただし実車での事前確認が前提)。一方、令和6年6月以降の日産・三菱の軽は「対応できない可能性」を必ず先に伝えます。受付時は車検証の初度登録年月・型式を写真で送ってもらい、「普通車か軽か」「鍵が1本でも残っているか(追加登録か全紛失か)」を確認してから出動判断を。東京都内・横浜市・さいたま市や名古屋市からの問い合わせでも同じ聞き取りを徹底しましょう。
出典: 秋田イモビサービス作業ブログ|令和7年 日産 キックス インテリジェントキー登録(2026年5月3日)/同|令和3年 三菱 ekワゴン スマートキー 紛失復旧(2026年7月31日)
インテリジェントキーとは、日産がスマートキーを呼ぶときの名称(トヨタは「スマートキー」、ホンダは「Hondaスマートキー」など)。仕組みはほぼ同じで、持っているだけでドアの施解錠やエンジン始動ができるキーのこと。お客様が「インテリジェントキー」と言ったら日産車の可能性が高いので、受付の手がかりになります。
話題・事件/季節・地域
防犯・侵入手口・自治体動向東京・江東区の「会社事務所兼住宅」強盗未遂事件、警視庁が9月29日に53歳を新たに逮捕——現場の具体的な情報を伝えた"情報元"とみて捜査。狙われるのは「お金がありそうだと知られている家」東京・江東区
NHK(9月29日)によると、今年3月に東京都江東区の会社事務所兼住宅に侵入し金品を奪おうとしたとして7人が逮捕・起訴された事件で、警視庁は新たに53歳の容疑者を強盗未遂などの疑いで逮捕しました。現場に関する具体的な情報を提供した"情報元"とみて調べています。
闇バイト型の強盗では、「どの家に・何があるか」という情報が先に流れ、実行役が後から送り込まれるパターンが続いています。特に自宅と事務所が一体になった建物(個人商店・工務店・町工場など)は、現金や貴重品が置かれていると思われやすく、人の出入りも多いため狙われがちです。提案の切り口は、①事務所部分と住居部分の扉を分けて施錠(電気錠・電子錠で"住居側は家族だけ"にする)、②録画機能付きインターホン+玄関・勝手口の防犯カメラ、③金庫の固定と設置場所の見直し。江東区・足立区・練馬区など23区内の事業者兼住宅のお客様には、下の補助金(住居部分が対象)とあわせて案内しましょう。
出典: NHKニュース|東京 江東区の強盗未遂事件で新たに1人逮捕"情報元"か(2026年9月29日)
匿名・流動型犯罪グループ(匿流〔とくりゅう〕)とは、SNSなどで実行役を集め、指示役・情報役・実行役が互いの素性を知らないまま役割分担して犯罪をするグループのこと。警察庁が使っている呼び方で、闇バイト型強盗の多くがこの形です。
展示会・イベント情報
防犯・セキュリティ関連の展示会本日開幕——危機管理産業展(RISCON TOKYO)2026、9月30日(水)〜10月2日(金)10:00〜17:00、東京ビッグサイト南1〜4ホール。397社・団体が出展、入場無料(事前登録制)展示会・本日〜10/2
東京都の報道発表と公式サイトによると、22回目となるRISCON TOKYO 2026が今日から3日間、東京ビッグサイト南1〜4ホール(江東区有明)で開かれています。テーマは「防災・減災」「BCP・事業リスク対策」「セキュリティ」の3分野で、併催企画として「危機管理ドローン・ロボット」「サイバーセキュリティソリューション」「セーフシティTECH」も展開。397社・団体が出展し、入場は無料・事前登録制です(来場登録は公式サイトから)。
見どころ(鍵・防犯業の視点):「セキュリティ」分野とセーフシティTECHで、入退室管理・電気錠・AI防犯カメラ・防犯ガラスなどを1日で見比べられます。法人客からよく聞かれる「停電や災害のとき電気錠はどうなる?」「非常時に扉を開けられる仕組みは?」への答えを集める場として最適です。会期は10月2日(金)まで。東京都内・川崎市・横浜市の既存客訪問と組み合わせて、若手社員が半日だけでも見に行く価値があります(9月25日号でも紹介済み、今日から開幕)。
出典: 東京都|「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2026」を開催(2026年9月報道発表)/危機管理産業展2026(RISCON TOKYO)|開催概要
BCP(事業継続計画)とは、災害や事故、停電などが起きても大事な業務を止めない・早く再開するための計画のこと。法人のお客様に電気錠を提案するときは「停電時に解錠できるか・施錠を保てるか」がBCPの観点で必ず確認されます。
お客様が使える補助金・助成金
防犯カメラ・電子錠・スマートロック等/対応エリア(愛知・岐阜・三重・静岡・東京・神奈川・埼玉)【東京・受付中/予算の半分に到達】足立区「令和8年度 防犯対策補助事業」——ディンプルキー・電子錠・指紋認証錠への玄関錠交換は費用の2/3(上限33,300円)+都補助相当額(上限1万円)を合算。9月28日時点で申請額が予算の半分に達し「お早めに」と区が呼びかけ予算到達で終了
対象者:足立区の住民基本台帳に登録があり、実際に区内に住んでいる人(防犯設備の設置は世帯内で初めての申請であること)。令和8年4月1日以降に購入した(領収書が発行された)物品が対象。主な対象と補助率・上限(侵入盗対策):防犯性能の高い玄関錠の取付け・交換(ディンプルキー・電子錠・指紋認証錠に限る)=2/3・上限33,300円、防犯カメラ(屋外・個人住宅)=2/3・上限4万円、防犯ガラス=2/3・上限12万円、防犯フィルム(CPマーク付き)=2/3・上限4万円、面格子=2/3・上限2万円、センサーライト=2/3・上限6,600円、録画(動画)機能付きインターホン=2/3・上限6万円(65歳以上の世帯は3/4・上限7万5千円)など。仕組み:東京都の防犯機器等購入緊急補助(支払合計の1/2、上限1万円)を先に計算し、残りに区の補助率をかけて合算して交付。ただし令和7年度に都の補助を受けた世帯は区独自分のみ。申請期間:令和8年5月11日から、予算がなくなり次第終了(区は9月28日時点で「予算額の半分に達した」と公表)。申請はオンライン・郵送・窓口(区役所南館7階)。
要注意:①レシート不可、領収書が必須——申請者名・製品名(型番)・設置工事の内容・施工日・支払金額・領収年月日の記載が必要。区は「領収書の氏名と内訳(工事代等)の未記入」で再提出が多いと注意している、②玄関錠は性能が分かるカタログの写しと施工後の写真が必要、③防犯カメラはパスワード変更などセキュリティ設定と、近隣のプライバシーへの配慮が条件、④過去の年度に同じ項目で申請していると対象外、⑤入金は申請から約2か月+口座振替依頼書提出から約2か月。
営業トーク例:「足立区にお住まいなら、玄関の鍵をディンプルキーや電子錠、指紋認証錠に替える工事に区と都の補助が出ます。たとえば工事費込み6万円の電子錠なら、都の分1万円+区の分3万3,300円で合計4万3,300円が戻り、自己負担は1万6,700円です(都の補助を昨年度受けていない場合の目安)。区の予算はもう半分使われているので、お早めがおすすめです。当社は型番・工事内容・施工日入りの領収書とカタログの写しをご用意します」。
出典: 足立区|令和8年度足立区防犯対策補助事業の実施について(2026年9月28日更新)
※補助金は年度・締切・予算枠で内容が変わります。申請前に必ず最新の公募要項を確認してください(足立区 危機管理課 防犯活動支援係 03-3880-5435)。
【東京・受付中】練馬区「令和8年度 住まいの防犯対策緊急助成」——購入・設置費用の3/4、上限3万円。防犯性能の高い鍵・補助錠の取付け・交換、防犯カメラ、カメラ付きインターホン等が対象。申請は令和9年2月26日(金)消印有効まで締切:R9/2/26
対象者:練馬区に住民登録があり、その住宅に住んでいる人(戸建て・共同住宅〔賃貸含む〕とも可。賃貸・共同住宅は所有者・管理者の同意が必要)。1世帯1回で、令和7年度に同じ助成を受けた世帯は申請不可。対象品目:防犯カメラ(屋外)、カメラ付きインターホン、面格子、防犯ガラス、防犯フィルム、防犯性能の高い鍵や補助錠の取付け・交換、センサーライト(屋外)、雨戸・窓シャッター、防犯砂利。令和8年4月1日以降に購入し設置が完了したもの。助成額:購入・設置費用の4分の3、上限3万円(千円未満切り捨て、複数品目の合算可)。申請期間:令和8年4月21日〜令和9年2月26日(金)消印有効。予算上限に達すると途中終了(近づいたら区のページで予告)。
要注意:①領収書は宛名・購入日または施工日・金額・領収年月日・品目・販売店等の名称と住所が必要(請求書・適格請求書・支払明細は不可)、②申請者・口座名義・領収書の宛名はすべて同一、③既設機器の撤去・処分費、送料、延長保証、リースは対象外、④店舗・事務所部分や共用部は対象外、⑤東京都の「子供を守る住宅確保促進事業」等で同じ物品の補助を受けた場合は重複不可。スマートロックが「防犯性能の高い鍵」に当たるかは区に事前確認を(CPマーク付き製品は区も「防犯性能が高い」と案内)。
営業トーク例:「練馬区にお住まいなら、防犯性の高い鍵への交換や補助錠の取付けが費用の4分の3、最大3万円戻ります。4万円の工事なら自己負担は1万円です。当社はCPマーク付きの錠前をご提案し、区の条件に合わせた領収書をお出しします」。
出典: 練馬区|令和8年度「練馬区住まいの防犯対策緊急助成事業」を実施します(2026年5月21日更新)/東京都都民安全総合対策本部|令和8年度東京都防犯機器等購入緊急補助事業(区市町村リンク)
※補助金は年度・締切・予算枠で内容が変わります。申請前に必ず最新の公募要項を確認してください(練馬区 危機管理課 安全安心係 03-5984-1027)。
自社が使えそうな補助金・助成金
設備投資・IT導入・省力化・販路開拓など(事業者向け)【受付中・締切10/16】中小企業省力化投資補助金〈一般型〉第8回——2026年9月18日〜10月16日(金)17:00。現場に合わせた設備導入・システム構築を最大1億円まで支援。カタログ注文型(最大1,500万円)は随時受付締切:10/16 17:00
中小企業省力化投資補助金の公式サイトによると、一般型の第8回応募申請を9月18日(金)10:00に開始しており、締切は10月16日(金)17:00です。次回(第9回)の時期は「あらためてホームページで公開」とされ、まだ決まっていません。一般型は個別の現場や事業内容に合わせた設備導入・システム構築など多様な省力化投資が対象で、補助上限は最大1億円。一方、カタログ注文型は事務局のカタログに載った省力化製品を選んで導入する方式で、最大1,500万円・交付申請は随時受付です。どちらもGビズIDプライムの取得が必要です。
鍵・防犯業での使い道の例:受付〜配車〜見積〜報告書までを一元化するシステム(電話受付の聞き取り項目を入力すると、担当者・必要機材・キー在庫が自動で出る仕組みなど)や、自動キーカッター等の作業時間を短縮する機器。「人手不足の解消」と「付加価値・賃上げ」の説明ができることが条件です。補助率・上限額は従業員数や賃上げ要件で変わるため、公募要領で必ず確認してください。第8回まで残り約2週間なので、準備が間に合わない場合は第9回の公表を待ちつつ、GビズIDプライムと見積の取得を先に進めるのが現実的です。
出典: 中小企業省力化投資補助金 公式サイト(第8回応募申請受付のお知らせ)/中小企業庁|補助金の公募・採択
※公募期間・要件は変わります。申請前に必ず最新の公募要項を確認してください。
💪 自社の強みが活きるポイント
今日の強み=③「電気錠・電子錠に高い技術」。 足立区の補助金は、玄関錠の対象を「ディンプルキー・電子錠・指紋認証錠」とはっきり指定し、上限も33,300円(都の分を足すと最大43,300円)と手厚くなっています。電子錠・指紋認証錠は、扉の厚み・バックセット・既存の錠ケースとの適合、配線や電池の方式、停電・電池切れ時の非常解錠の方法まで見極めないと、付けた後に「開かない・閉まらない」トラブルになりがちです。当社は電気錠・電子錠の施工に強く、扉に合う機種選び→取付け→型番入りの領収書とカタログ写しの用意まで一貫して対応できます。江東区の事件のような事務所兼住宅では「住居側だけ家族の指紋・暗証番号で開く」という区分けも提案可能です。足立区・練馬区など東京都内のお客様には「補助金で電子錠にしませんか」と、名古屋市など東海エリアの既存客には電子錠の使い勝手の実例として紹介しましょう。
📝 今日のひとこと学習メモ
「電子錠」と「電気錠」の違い:電子錠は、錠前そのものに電池と制御部が入っていて、暗証番号・カード・指紋などで開く"単体で完結する"鍵のこと(戸建ての後付けに多い)。電気錠は、建物の電源と配線でつながり、インターホンや入退室管理システム、オートロックと連動して遠隔で施解錠する鍵のこと(マンション・オフィスに多い)。お客様に説明するときは「電池で動くのが電子錠、建物の電気と配線で動くのが電気錠」と覚えておくと伝わります。補助金の申請では、どちらに当たるかより「対象品目に入っているか」が大事なので、型番の分かるカタログを必ず添えましょう。